子猫の爪切りいつから必要?どこまで切る?切り方や頻度も解説

子猫の爪切りは、生後1ヶ月~2ヶ月を過ぎたくらいで始められるといわれます。
でもこの頃は爪があまりにも小さく本当に爪切りが必要かはちょっと疑問です。
わたしが爪切りの必要性を感じたのは、愛猫ミコが生後5ヶ月を過ぎたくらいからでした。
子猫の爪切りはいつから必要なのか、子猫の爪の切り方、切る頻度、爪を切らないとどうなるかなど、お話していきますね。
慣れないうちは怖くて戸惑うけれど、ちょっとずつできるようになりましょう。
子猫の爪切りいつから必要?

子猫の爪切りはいつからするべきでしょう?
わたしが子猫の爪切りの必要性を感じたのは、生後5ヶ月くらいからでした。
生後1ヶ月を過ぎると子猫は爪の出し入れができるようになり、爪切りは始められます。
ただ生後1ヶ月~2ヶ月の子猫は爪が小さく、慣れないと爪切りの際に血管と神経が通っている場所(クイックという)を誤って切ってしまう恐れがあります。
爪が小さいうちは、飼い主さんが肉球をさわってムニュッと爪を出すことに慣れさせておく程度でもいいでしょう。(早く爪切りを始めたほうが猫が爪切りに慣れるという方もいます)。
家族に赤ちゃんがいるなど、早くから子猫の爪切りをしたい時は、子猫が生後2ヶ月過ぎたくらいで始めるといいですね。
わが家は生後4ヶ月の愛猫ミコを家族に迎えましたが、その時点でまだ爪は柔らかくかわいらしかったです。
爪が硬くしっかりしてきたのは生後5ヶ月を過ぎたあたりから。
生後5ヶ月~6ヶ月になると、爪とぎで壁が傷つくようになり、爪がカーテンやソファーにひっかかるようにもなってきました。
この頃のミコは、伸びる素材のズボンをはいていたわたしの脚に飛びついて爪を立てたままズリ落ち、すねに見事な爪跡をつけてくれたこともありました…。
爪切りが必要だと痛感した出来事でした。
子猫の爪切りは、早ければ生後2ヶ月をすぎたくらいから、遅くても生後5ヶ月くらいには始めるといいですね。
子猫の爪の切り方
猫の爪の切り方について、YouTubeの参考になる動画をご紹介します。
子猫の爪を切る様子。↓
子猫の手が大きく写っていて、とてもわかりやすいです。
この方は子猫が熟睡中に爪を切っていて、子猫ならそのほうがやりやすいかもしれません。
切っている長さもちょうどいいですね。
猫の爪の根元には神経や血管がとおっているので、爪を透かしてみて血管を切らないよう先端を少し切るといいです。
動画の方は人間用の爪切りで切っていますね。
わが家は猫用の爪切りを買いましたが、子猫なら人間用の爪切りの方が切りやすいという意見もあります。
もう一つ参考になる動画。↓
この方も子猫が熟睡中に爪を切っています。
爪切りは猫用のものを使用しています。
動画の方は後足の爪も切っていますが、猫の爪を切る時は前足の爪を優先して切りましょう。
わが家の愛猫ミコは、後足の爪は引っかかることも少なく、無理に切らなくても困りませんでした。
また、足をもつ時は優しくもち、子猫が暴れたら爪切りを中断することも大事です。
慣れないうちは、爪を1~2本切れたらそれでOKです。
子猫にとって爪切りが嫌なことにならないように、爪を深く切り過ぎないように、気をつけてあげましょう。
爪切り中や切ったあとに、優しくなでてほめてあげるといいみたいですよ。
どこまで切る?
猫の爪はどこまで切るべきかお話します。
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猫の爪の根元にはクイックと呼ばれる神経と血管がとおる箇所があるので、このクイックを切らないように気をつけます。
クイックを切ってしまうと出血するうえに痛がります。出血した場合は止血も必要です。
子猫の爪は小さいのでクイックを切らないよう特に気をつけて、先端を少し切ります。
「ねこのきもち」のコチラの記事には、具体的にどこまで切ったらいいかわかりやすい画像があって参考になりました。↓
爪切りの頻度
爪切りの頻度は、生後1年未満の子猫なら1週間~2週間に1回を目安にします。
爪が伸びていないなら頻度にはこだわらず、爪先が尖ってきたら切るようにしましょう。
爪とぎで古い爪が剥がれると下から尖った爪が出てきます。しばらくすると爪がより頑丈になるので、このタイミングで切れるといいですね。
といってもあまり神経質にならず、定期的に切りましょう。
成猫になると爪が伸びる速度はゆっくりになるので、頻度は月1回程度が目安です。
爪切りしないとどうなる?

完全室内飼いの猫は、生活しやすくするために爪切りが必要です。
爪とぎしていれば爪切りしなくて大丈夫というわけではありません。
爪切りしないと以下のような危険が
- 猫の爪がカーテンなどに引っかかり、猫が爪を折るなどの怪我をする
- 家族が引っかかれて怪我をしたり、傷口からの感染で「猫ひっかき病」を発症することがある
- シニア猫は爪とぎが減るので、爪が太く巻き爪になって肉球に刺さり化膿することがある
- シニア猫は巻き爪になると、歩きにくさから関節などに問題がでることがある
実はわが家、愛猫ミコの爪切りを諦めているので、耳が痛い…。
ミコが生後5ヶ月を過ぎた頃は、脚によじ登られて自分のすねに大きな爪跡ができたので、頑張ってミコの爪切りをしていました。
成猫になった今は脚に登ることはなくなり、ミコは爪切りを嫌がるし、爪切りすると余計に壁をガリガリするので切らなくなってしまいました。
爪切りしていないのでカーテンやカーペットに爪がよく引っかかりますし、怪我防止のためには切ってあげたほうがいいですね。
シニア猫になると巻き爪になるリスクもあるとなると、やはり早くから爪切りに慣れさせておくほうがいいですね。
まとめ
子猫の爪切りがいつから必要か、子猫の爪の切り方、どこまで切るか、爪切りの頻度、爪を切らないとどうなるかなどお話しました。
慣れないうちは子猫の爪を切るのは怖いですよね。
自分で切るのが難しければ、動物病院やトリマーさんに猫の爪切りをお願いする方法もあります。
わが家も愛猫ミコの初めての爪切りは動物病院でした。ミコの避妊手術のときに獣医師さんが切ってくれました。
ちょうど遊び盛りの時だったので、爪切り後は自分に引っかき傷がつくことがなくとても助かりました。
その後は自分でミコの爪切りを何回か行いました。
爪を切り過ぎることのないように気をつけて、やりやすい方法でチャレンジしてみましょう。
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