猫用爪切りの種類を解説!おすすめはハサミ・ニッパー・ギロチンどれ?

猫用爪切りの種類を解説!おすすめはハサミ・ニッパー・ギロチンどれ?

猫用爪切りの種類は主にハサミタイプ、ニッパータイプ、ギロチンタイプ、ピコックタイプ、電動やすりタイプの5種類があります

わたしは初めて猫用爪切りを買う時、どれがいいのか迷ってしまいました。

その経験から、5種類の猫用爪切りの特徴、左利きでも使える爪切り、愛猫さんへのおすすめをお話していきます

猫用爪切りを選ぶ際の参考になりましたらうれしいです。

猫用爪切りの種類

猫用爪切りは主に5つの種類に分かれます。

ハサミタイプ、ニッパータイプ、ギロチンタイプ、ピコックタイプ、電動やすりタイプの5種類です。

それぞれの特徴をみていきましょう。

ハサミタイプ

ハサミタイプ猫用爪切り

ハサミタイプ猫用爪切りの特徴
小さいハサミ形をしていて刃にくぼみがある

【メリット】

  • ハサミの形状で初心者でも扱いやすい
  • 1,000円未満のお手頃価格なものも多い
  • 小さくて柔らかい子猫の爪を切るのに適している

【デメリット】

  • 固い爪は切った時に爪が割れることがある

わが家では最初にハサミタイプの爪切りを買いました。

子猫だった愛猫ミコの爪はちゃんと切ることができ、使い勝手はまあまあ

難点は、刃のくぼみに猫の爪をあてるまでにモタモタしてしまうところです。

わたしが不器用なだけかもしれないですが…。

また、切る時に刃先に均等に力が加わらないので、成猫の爪は切った時に爪先が割れてしまうことがあります

切れ味の良いハサミタイプを購入すれば、そんな心配もないのかな。

子猫の時用と割り切って選ぶなら価格の安いものでも充分。

切れ味にこだわるなら、ハサミタイプでは猫壱というブランドの猫用爪切りが人気です。

ニッパータイプ

ニッパータイプ猫用爪切り

ニッパータイプ猫用爪切りの特徴
ニッパー形の爪切りでハンドルを握って爪を切る

【メリット】

  • 爪を切る場所が見やすい
  • 子猫にも成猫にも使える
  • 固い爪でも切りやすい

【デメリット】

  • 切れ味や使い勝手は製品次第

ハンドルを握って爪を切るニッパータイプは、しっかり力が入るので成猫の爪も切りやすく、細かな調整もしやすいです。

またバネであらかじめ刃先が開いているので、手間取りにくいです。

ニッパータイプ猫用爪切りのAmazon購入者レビューをみてみましょう。

まごまごすることなく素早く切れます。「あと1ミリ」とか「ここの角ほんのちょっとだけ」とかの微妙な調整をしたい場合にも、眼で確認しながら容易にできます。(Amazonレビュー)

(ネコ)多頭飼にとってはこの切れ味は満足。切り足りなくてもう少しと言う時にも、ちゃんと”ちょっとだけ”追加切り出来ます。(Amazonレビュー)

切れ味が良いためか、今までのものと比べて、猫が嫌がらない。深爪をしない刃のかたちもいい。(Amazonレビュー)

ニッパータイプ爪切りの切れ味や使い勝手は、製品によっても違います

切れ味の悪いものは爪が割れてしまうこともあるようです。

購入者レビューも参考に切れ味のよいものを選ぶことがポイントですね。

ニッパータイプで切れ味と使い勝手を追求するなら、職人技が光るSUWADAがおすすめです。

ギロチンタイプ

ギロチンタイプ猫用爪切りの特徴
ギロチンのような丸い形の刃に猫の爪を通して切る

【メリット】

  • 刃に力が均一に加わるので爪が割れずに切れる
  • 切る時の音が静かで切れ味がよい
  • 固い爪でも切りやすい

【デメリット】

  • 巻き爪になった爪は切れない

ギロチンタイプは、固い爪でもキレイに切れます。

ただし丸い穴に猫の爪を通して切るので、巻き爪になった猫さんの爪は切ることができません。

穴に爪を通すのが難しいと感じる方もいます。

ギロチンタイプって初めての爪切りにはなんか恐いし、ハードルが高い気がしますよね。

でも、扱いに慣れるとギロチンタイプの爪切りは使いやすいようで、獣医さんの使用率も高いです

ギロチンタイプで獣医さんに人気なのは、「廣田工具製作所 ネイルトリマー ZAN」です。切れ味がいいそうですよ。犬用ですが小型犬・中型犬用は猫にも使用できます。

ピコックタイプ

写真左がピコックタイプです。

ピコックタイプ猫用爪切りの特徴
孔雀の頭に似た刃の形をしている

【メリット】

  • 巻き爪になった猫の爪も切ることができる
  • 切る時の音が静かで切れ味がよい
  • 固い爪でも切りやすい

【デメリット】

  • 刃先の飾りが邪魔なことがある

ピコックタイプは、爪を切る音は静かでスパッと切れ、成猫の爪切りにも適しています。

刃を横から差し込んで切るので、巻き爪になってしまった猫の爪も切ることができます

ただ、巻き爪になってしまった猫さんの爪切りは、動物病院で獣医師さんにお願いしたほうが安心ですね。

ピコックタイプもまた使い勝手や切れ味の評判がよいです。Amazonレビューをみてみましょう。

今まで爪切りを嫌がっていた子が、わりとすんなり切らせてくれます。切れ味がいいので爪にへんな力が伝わりにくいのだと思います。(Amazonレビュー)

以前は安い爪切りだったためか爪が割れることがありましたが、これに変えてからはそんなことがなくなりました。よく切れて気持ちがいいです。(Amazonレビュー)

ピコックタイプは、廣田工具製作所の製品のみとなっています。

電動やすりタイプ

 

この投稿をInstagramで見る

 

スコプーさん(@scottish_poodle)がシェアした投稿

電動やすりタイプの特徴
電動タイプは爪を少しずつ削る爪やすり

【メリット】

  • 爪を切り過ぎる心配がない
  • 爪を削るので切り口がきれい

【デメリット】

  • 振動や音が発生する
  • 電池または充電が必要

電動タイプは爪を少しずつ削っていくので、爪切りというより爪やすりです。

振動や音が発生するので、猫さんがビックリしてしまうことがあります。

一方、爪を削っていくので爪を切り過ぎる心配がありません

削った跡もとてもキレイなので、爪切りを嫌がらない大人しい猫さんなら試してみる価値はあるかも。

どちらかというと、猫さんよりワンちゃんに使っていらっしゃる方が多いです。

電動タイプは電池式と充電式がありますが、充電式のほうが電池交換の手間がないですね。

左利き用の猫用爪切り

左利き

左利きでも使用できる猫用爪切りを調べました

ギロチンタイプの猫用爪切りは左利きでも使えるようです。

ハサミタイプで左利きでも使える猫用爪切りは、猫壱。

ニッパータイプで左利きでも使える猫用爪切りは、SUWADA。

猫壱のハサミタイプ、SUWADAのニッパータイプ猫用爪切りは、刃が左右対称についているので、右利きでも左利きでも使用できます。

愛猫さんにおすすめ猫用爪切りはどれ?

愛猫さんにおすすめの爪切りをまとめると、以下のようになりました。

もちろん飼い主さんによって使い勝手は異なりますし、愛猫さんの爪の状態も違います

不安な方は、かかりつけの獣医師さんにも相談してみましょう。

ちなみに、猫さんの爪の根元には神経と血管が通っています。

切る時は爪を切り過ぎないようにくれぐれも注意です

猫の爪の切り方と注意点は、獣医師さんが書いたこちらの記事が詳しくてわかりやすかったですよ。↓

まとめ

猫用爪切りにはどんな種類があるのか、それぞれの特徴とおすすめをお話しました。

爪切りの種類は主に、ハサミタイプ、ニッパータイプ、ギロチンタイプ、ピコックタイプ、電動やすりタイプの5種類でした。

わたしは愛猫ミコにハサミタイプを使ったことがあります。

次に買うなら、獣医師さんの使用率が高いギロチンタイプも気になりますが、不器用なのでちょっと恐いです。

ハサミタイプでもモタモタするわたしには、扱いやすそうなニッパータイプを試すのがいいかな

といっても愛猫ミコは爪きりが嫌いで、肉球を触るだけで手をひっこめてしまいます。

爪切りさせてよ~っていうのが一番の悩みなんですけどね…。

こちらの記事もおすすめです。またね♪↓