シンガポールに住んでいた2023年7月、私たちはX(旧Twitter)を通じてコトと出会いました。そこから、妹猫コトをわが家にお迎えするまでの道のりを、少しずつお話ししていきます。
コトちゃんに会えるかな?
2023年7月、シンガポールで暮らしていたある日。X(旧Twitter)で「飼ってくださる方を探しています」という投稿が目に留まりました。
上司が日曜日に母猫とはぐれた子猫を救助したそうで、飼ってくださる方を探しています。ご興味があればお知らせください????#ツイシン #シンツイ pic.twitter.com/EPyMnJByHG
? ヒロコinSingapore???? (@hirokoashida01) July 5, 2023
一晩考えた翌朝、投稿された方に問い合わせをしました。
コトを保護してくれたのは、投稿主さんの上司の方。投稿主さんは、週末に私たちがコトに会いに行けるよう調整してくださるようでした。
「もしかして、すぐ会えるかも。子猫ちゃんどれくらい小さいのかな」。そんな風にドキドキしていた矢先、私たちが問い合わせたその日に、シンガポールの保護猫団体がコトを引き取りに来る予定だとわかりました。
こうして私たちは、シンガポールの保護猫団体と、コトの譲渡についてやり取りをすることになったのです。
シンガポールの保護猫団体

保護されたコトを最初に引き取ったのは、シンガポールの保護猫団体「LUNI」さんでした。
そこには、コトと同じ頃に保護された、兄弟ではないけれど同じくらい小さな子猫ちゃんもいました。団体内では「できれば2匹一緒に譲渡したほうがよいのでは」という話になっていたようです。
旦那氏がコトについて問い合わせをすると、「子猫はペアで迎えるべき」、先住猫と年齢差の少ない「Old Catを引き取ったほうがよい」などと言われ、雲行きが怪しくなってきました。
わが家にはすでにミコちゃんがいます。シンガポールで子猫を2匹迎え、本帰国で3匹の猫を日本へ連れて帰るのは、現実的ではありません。
すでに猫を飼っていること、子猫2匹を迎えるのは難しいこと、そして子猫を迎えたいことを正直に伝えました。もしペアでの譲渡が絶対条件なら、今回は諦めよう。そう思っていました。
「審査には2週間ほどかかる」とのことで、私たちは返事を待つことになります。
シンガポールの預かりボランティアさん

コトちゃん譲渡の先行きがわからなくなった頃、コトの預かりボランティアさんから突然連絡がありました。そして急展開、「(コトに)会いにくる?」という話になったのです。
コトを譲渡してもらえるかどうかまだ分かりませんでしたが、少しでも誠意を伝えたくて、私たちはその週末に会いに行くことにしました。
初めて会ったコトちゃんは、とても小さく、瞳は子猫特有のキトンブルー。こんなに小さな猫ちゃんを間近で見たのは、初めてでした。
するとコトは、トコトコと自分から私によじ登り、そのまますやすやと眠り始めたのです。……もう、可愛いすぎました。

私たちは完全にコトに心を奪われていました。
預かりボランティアさんには、すでに猫を飼っていること、本帰国の際には日本に連れて帰るつもりであることを伝えました。
とても素敵な方で、最終的に誰に譲渡するかは、そのボランティアさんが決めるとのことでした。
譲渡が現実味を帯びてきた

保護猫団体や預かりボランティアさんとのやり取りは、すべて英語です。私は英語がなかなか上達せず(やる気スイッチOFF状態)、旦那氏は仕事で英語を使っているものの、日本語ほど細かなニュアンスは掴めません。
見学のあとも、「これって、どういう状況なんだろう?」と、どこか半信半疑のままでした。ところがその日のうちに、ボランティアさんから申込み書が送られてきたのです。
すぐに提出すると、こんな返事が返ってきました。「今コトの体重は470gだけど、650gを超えたらワクチンを打って、引き渡せるよ」。
「もしかして、譲渡は確実かも」。期待がふくらんでいきました。
それから預かりボランティアさんは、私たちが考えた「コト」という名前で呼んでくれるようになりました。するとコトは、わずか3日で自分の名前を理解したそうです。賢い子!(親バカ)
私たちは、翌週末もコトに会いに行きました。前日にはコトの体重が580gになったと連絡があり、一週間ぶりに会ったコトは、少し大きくなっていました。

同じ頃に保護されたもう一匹の子猫ちゃんは、ところどころ毛が抜けていて、「ん?大丈夫かな?」と気になっていたのですが……。実はこのあと、一緒に過ごしていたコトちゃんにも、その影響が出てしまうことになります。
続く…
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