子猫はいつから半日くらい長時間の留守番ができる?注意点は?
子猫は生後3ヶ月~4ヶ月を過ぎれば、半日程度の長時間の留守番もできるといわれています。
愛猫ミコが初めて半日くらいの留守番をしたのは、生後5ヶ月の時でした。
甘えん坊のミコが留守番に慣れるまでの実体験もふまえつつ、
子猫はいつから長時間の留守番ができるのか、猫に留守番させる時の注意点、失敗したことをお話ししていきます。
子猫に長時間の留守番をしてもらう時、少しでも参考になりましたらうれしいです。
子猫の長時間の留守番いつから?
子猫は生後3ヶ月~4ヶ月を過ぎれば、半日程度の長時間の留守番ができるといわれています。
けれども、生後3ヶ月~4ヶ月を過ぎたからといっていきなり長時間の留守番をさせるのではなく、数時間の留守番から少しずつ慣らしていくといいでしょう。
わが家の愛猫ミコが初めて半日ほど長時間の留守番をしたのは、生後5ヶ月の時。
その時はケージなしでリビングで自由にさせた状態で13時間くらいの留守番でした。
ちなみに丸1日の留守番は、子猫が生後6ヶ月を過ぎるまでは待ったほうがいいようです。
猫の留守番での注意点
猫さんに安全に留守番してもらうために、注意点もみていきましょう。
まず猫トイレは、出かける前にキレイにしておきましょうね。
ご飯・水
【ご飯】
猫さんに長時間の留守番をしてもらう時は、ウェットフードは傷みやすいので、ドライフードに慣れてもらいます。
生後3ヶ月~4ヶ月の子猫の場合は、まだ胃腸の発達が充分ではなく一度にたくさんのフードを食べると、消化不良から下痢などをおこすことがあります。
生後3ヶ月~4ヶ月の子猫にお留守番してもらうなら、タイマーつき自動給餌器を用意し、少しずつドライフードが補充されるようにするといいですね。
その場合は、自動給餌器からご飯を食べることにも慣れておいてもらいましょう。
愛猫ミコが生後5ヶ月で半日くらいの留守番をしたときは、普通の器に少し多めに(1日分の2/3くらい)ご飯を入れて出かけました。
ミコはご飯を少しずつ食べる子なので、それでも大丈夫でした。
【飲み水】
飲み水は1箇所ではなく2箇所以上に置いて出かけます。
子猫がはしゃいでいる時に器をひっくり返してしまって、水を飲めなくなってしまうのを防ぐためです。
おもちゃなどの異物誤飲
留守番の時は、退屈しないようにお気に入りのおもちゃを置いておくとよいというアドバイスは、よくみかけますね。
でも、おもちゃを置いて出掛ける時は、よ~く気をつけてください。
なぜかというと、わが家のミコは、留守番中におもちゃを半分食べたことがあるからです。
【おもちゃを置いて留守番させる時の注意点】
- 誤飲する恐れのある小さいおもちゃは避ける
- 噛みちぎれるおもちゃは避ける
- 細い紐状のおもちゃは避ける
おもちゃだけでなく、ヘアゴム、輪ゴム、針や糸、イヤホンなど、猫さんが誤飲する危険のあるものは普段から片付けておきます。
また、ビニール袋を噛む子、ティッシュを噛む子、ウールサッキング(布や布で出来たものを食べてしまう)の傾向にある子は、それらも片付けて出掛けます。
猫の異物誤飲と手術については、こちらの記事が具体的でためになりました。【手術写真あるので閲覧注意】↓
エアコン温度設定
エアコンのリモコンは、猫さんが踏んだり触ったりして温度設定が変わらないように、留守番の時はしまって出かけます。
【夏】
夏のエアコンの設定温度は、27度~28度くらいの除湿(ドライ)や冷房の弱風に設定しておくと、猫さんにはちょうどいいです。
また、熱中症にならないように、直射日光の入る窓はカーテンをしめるなどして日差しをさえぎりましょう。
【冬】
冬は、エアコンを使用するなら20度前後の暖房設定にし、部屋が乾燥しないように気をつけます。
とはいえ、エアコンを使用すると冬は乾燥してしまいますね。
エアコンよりも、毛布やタオル、暖かい猫ベッド(入ってくれるかは猫さん次第)やダンボールを用意したり、
湯たんぽにお湯を入れ、タオルなどでグルグル巻いてやけどしないようにして置いておくなど、電気を使わない防寒の方が火事や乾燥の心配もなく安心です。
電気コード
噛み癖のある猫さんは、電気コードを噛んで感電することがあります。
電源を抜けるコードは抜き、電源を抜けないコードは隠すか、コードカバーで保護しましょう。
飼い主さんが見ていないところで、猫さんはコードを噛んでいることもあるんですよ。
うちのミコがそうだったので。
関連記事:猫がこたつコードを噛む!コードカバーで対策した感想とコツ
ガスの元栓は締める
ガスの元栓は締め、スイッチはロックしておきます。
キッチンに猫さんが入れないようにすればより安全です。
わが家はキッチンを仕切るドアがなくリビングとくっついているので、料理中以外は、ガスのスイッチは常にロックするよう気をつけています。
ゴミ箱の対策
猫さんを飼うなら蓋つきゴミ箱は必須ですね。
わが家もミコを飼い始めてから蓋つきのゴミ箱を買いました。
やんちゃ、おてんばな猫さんは、ゴミ箱をひっくり返してゴミを散乱させてしまうこともあります。
ゴミを誤飲してしまう子もいますので、気をつけましょう。
猫の留守番で失敗したこと
ここからは、愛猫ミコに長時間のお留守番をさせたときの失敗談をお話します。
おもちゃを半分食べた
愛猫ミコに長時間お留守番をさせたとき、飲み込めないサイズのおもちゃを半分食べてしまったことがありました。
わたしはミコが退屈しないように、うさぎの毛の猫じゃらしの先っぽが取れた状態のものを置いて出掛けました。
飲み込めないサイズだし、気に入っているおもちゃなので一人で遊ぶにはいいかなと思ったのです。
ところが外出から帰ってきたら、うさぎの毛の猫じゃらしが半分サイズになっていました…。
残りの半分どこいった??と探しましたがみつかりません。
たぶん、食べたんだと思います。
飲み込めないサイズのおもちゃだからといって、安心してはいけませんでした。
幸いにも、ミコはその日も次の日も翌々日も元気で、あれから2年以上経ちますが今のところ大丈夫です。
本物のうさぎの毛だったから消化できたのかな。まさか今も体内に残っているなんて、ないですよね???
本当は誤飲の可能性がある時は、様子はみないですぐに動物病院で診てもらうのが正解だそうです。
ビニール、プラスチック、紐、布などは消化できず、猫さんの体内に留まってしまい、大掛かりな手術が必要になることもあります。
早い対処であるほど処置も簡単ですむことが多いようです。
お留守番時におもちゃを置いていく時は、本当に気をつけてください。
おもちゃ以外にも、誤飲の危険性のあるものは普段から猫さんの手の届かないところにしまっておきましょう。
分離不安症?
愛猫ミコが留守番に慣れるまで、おもちゃがボロボロ、チラシが噛み千切られて散乱、紙の箱には歯形が…なんてこともありました。
ミコは甘えん坊のかまってちゃんで、わたしはほぼ家にいるので、分離不安症ぎみだったのかも知れません。
そんなミコでも、1ヶ月に1回くらいの頻度で定期的に長時間の留守番を繰り返すうちに、問題行動は治っていきました。
今は、1泊2日の留守番は一人でできています。
2泊3日の留守番はキャットシッターさんにお願いしています。ミコちゃんいい子って言われたりしています。(笑)
定期的に留守番を経験していたほうが、猫さんは留守番に慣れてくれるのかもしれませんね。
まとめ
子猫はいつから長時間の留守番ができるのか、猫に留守番させる時の注意点、留守番で失敗したことをお話しました。
子猫は生後3ヶ月~4ヶ月を過ぎれば、もう半日程度の長時間の留守番もできてしまうんですね。
うちは過保護なのでまだ早いんじゃ…と心配してしまいますが、ふと気になったのがペットショップの猫さんや、一人暮らしのお家の猫さんは、どうしているのかな?ということ。
もっと早くから留守番しているのかな。ペットショップの猫さんのほうがお留守番に慣れているかもしれませんね。
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