キャットタワーの種類と選び方。据え置き・突っ張りどっちがいい?

キャットタワーの種類と選び方。据え置き・突っ張りどっちがいい?

キャットタワーは大きく分けて、据え置き型・突っ張り型の2種類があります

さらに子猫・シニア猫向き、大型猫向き、多頭飼い向き、スリム・省スペースタイプなどニーズによって様々なキャットタワーがあります。

初めてキャットタワーを購入する時はどんなものを選べばいいか迷ってしまいますね。

これからキャットタワーを購入する方に、キャットタワーの種類と選び方、それぞれどんな方におすすめかお話ししていきます

キャットタワー選びのお役に立ちますように。

キャットタワーの種類

キャットタワーの種類は大きく分けて据え置き型・突っ張り型の2種類です。

据え置き型、突っ張り型の特徴とメリット・デメリットをみていきましょう

据え置き型

 

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据え置き型は、床に置いて設置するキャットタワーです

【メリット】

  • 設置が簡単
  • 高さが色々あるので好みの高さを選べる
  • 天井を傷つけない

【デメリット】

  • 柱の本数が少ないもの・底板の薄いものはグラつきやすい
  • 安定感のない製品は倒れることがある
  • 背の高いものはサイズが大きく重い

据え置き型キャットタワーは背の低いものは60cmくらい、背の高いものは190cmを超えます。

好みの高さを選べる、設置も簡単な点が、据え置き型キャットタワーの魅力です。

180cm、190cmなど高さのある据え置き型キャットタワーになるほどサイズは大きく、重くなります。

また据え置き型キャットタワーを選ぶ際は安定感を重視しましょう。

安定感のない製品は、猫さんが上下運動した際に倒れることがあります。

3本柱よりも4本柱以上で底板の厚い製品なら、安定感があります

大型猫さんや多頭飼いで据え置き型キャットタワーを購入するなら、4本柱以上で底板の厚い製品にするといいですね。

>>据え置き型キャットタワーこういう方におすすめ

突っ張り型

 

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突っ張り型は、天井に突っ張って固定するキャットタワーです

【メリット】

  • 猫さんが天井近くの高いところまで登れる
  • スリムで省スペースなものをみつけやすい

【デメリット】

  • 天井と床に力がかかるので住居を傷つける場合がある
  • 突っ張りがゆるんでいないか定期的にチェックが必要
  • 製品によっては支柱が急に折れることがある

突っ張り型キャットタワーの高さは200cmを超えます。

必ず天井までの高さを測ってから購入しましょう。

猫さんが天井近くまで登れる点が、突っ張り型キャットタワーの魅力です。

突っ張って固定するため、設置場所の天井と床は頑丈でないといけません。

突っ張り型を買う時は、支柱が折れにくいかなど強度を重視しましょう

設置後もグラついていないか、ズレて斜めになっていないか定期的に確認する必要があります。

>>突っ張り型キャットタワーこういう方におすすめ

据え置き型こういう方におすすめ

キャットタワーで爪を研ぐ子猫

据え置き型キャットタワーはこういう方におすすめ

  • 天井や床を傷つけたくない
  • 背の低いキャットタワー(子猫・シニア猫用)を探している
  • 大型猫を飼っている
  • 多頭飼い向き大型キャットタワーを探している
  • 置き場所のスペースが広い

賃貸住宅なら据え置き型キャットタワーを選ぶほうが無難です。

据え置き型キャットタワーは幅広のものを選ぶと安定感があるので、大型の猫を飼っている方や多頭飼いの方にもおすすめです

突っ張り型のようにグラつきチェックの必要もほぼないので、わたしは据え置き型が好きですね。

製品にもよりますが、据え置き型のほうが長持ちという口コミもありました。

うちは両方使用しましたが、突っ張り式のほうが先に駄目に成りました、
現在据え置き型を2台並べて使用して居ます
Yahoo!知恵袋

わが家のキャットタワーも据え置き型で2年半以上使っていますが、まだ使えていますよ。

ただし安定感のない製品を選んでしまうと、猫さんが上下運動した際に倒れることがあるので注意が必要です。

もしも購入した据え置き型キャットタワーが倒れそうな場合は、底板の上に重いもの(猫砂、本、ペットボトル、ダンベルなど)を置いて倒れにくくしましょう。

子猫・シニア猫

子猫とキャットタワー
生後4ヶ月半のミコには高さ150cmの据え置きキャットタワーを買ったよ

生後2~3ヶ月くらいまでの子猫や、足腰の弱ってきたシニア猫さんに、背の低いキャットタワーを探しているなら据え置き型になります

ただ子猫の成長は早いので、背の低いタイプはすぐに使わなくなることも。

購入するならその点も踏まえておきましょう。

子猫にはおもちゃがぶら下がっているキャットタワーを選ぶと、おもちゃにつられてキャットタワーに興味を持ってくれますよ。

わが家は愛猫ミコが生後4ヶ月半の頃に高さ150cmの据え置き型キャットタワーを設置しました。

生後4ヵ月半を過ぎていれば背の高いキャットタワーでも大丈夫でした。

足腰が弱ってきたシニア猫さんには、段差の低いキャットタワーがおすすめです

大型猫

ノルウェージャンフォレストキャット

体重が5kgを超える猫さんは、一般的に大型猫といわれます。

メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャット、ラグドール、サイベリアンなど大型品種の猫さんには、体重に耐えられる強度・重量のある据え置き型キャットタワーがおすすめです

大型品種の猫さんは2~3年以上かけて成長するといわれています。

メスよりオスのほうが大きくなるので、体重が5kgに近づいてきたら様子をみて、キャットタワーをより頑丈なものに買い替えてもいいですね。

柱は太いほうが良く、3本柱よりも4本柱以上の据え置き型キャットタワーを選ぶと安定感があります。

キャットタワーの耐荷重を確認してから購入するとより安心です

さらに、幅広で高さはそこまで高くないキャットタワーのほうが倒れる心配は少ないでしょう。

Mauというブランドのキャットタワーは3本柱のキャットタワーでも、9cmの極太ポールを使って大型猫さん用に作られている重く安定感のある製品もあります。

より安定感を重視するなら、Mauに4本柱で9cmの極太ポールを使った大型猫さん用キャットタワーもあります。

Mauは高級ですが交換部品も販売されていますので、永く使うことができますよ。

多頭飼い

 

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猫さんを多頭飼いしているなら大型キャットタワーを2台設置するのもいいですね

多頭飼いは数匹の猫さんが1台のタワーを使うこともあるので、突っ張り型よりも据え置き型のほうが安心です。

安定感を重視して、底板が厚く重みがあり、柱の数は4本以上、幅広のキャットタワーを選びましょう。

キャットタワーの耐荷重を確認してから購入しましょう

1台で多頭飼いに向いている大型キャットタワーもありますが、サイズが大きいので置けるか確認して下さいね。

突っ張り型こういう方におすすめ

 

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突っ張り型キャットタワーはこういう方におすすめ

  • 設置場所の天井や床がしっかりしている
  • 小柄で上下運動が活発な猫を飼っている
  • 天井まで届くキャットタワーがほしい
  • スリムで省スペースなものを探している

わが家の愛猫ミコは小柄で活発なので、マイホームに住んでいるなら突っ張り型も使ってみたいですね。

突っ張り型キャットタワーの口コミは?

天井まである突っ張り式タワーを入手したのですが、
コレが大活躍!
高いところを好む猫のお気に入りスポットとなりました
Yahoo!知恵袋

設置スペースが限られている場合や、もう1台の追加タワーに突っ張り型を選ぶのもいいですね。

スリム・省スペース

スリム・省スペースで背の高いキャットタワーを探しているなら突っ張り型になります

必ず天井までの高さを測って、設置場所の天井と床が頑丈であることを確認してから購入しましょう。

2匹の保護猫を飼っていることで有名なサンシャイン池崎さんは、突っ張り型のスリムなキャットタワーを設置していますよ。

金属製の支柱の製品なら折れる心配もほぼないので安心。

2匹で使っても大丈夫そうです(耐荷重は確認しましょうね)。

サンシャイン池崎さんが使用しているキャットタワーは、ボンビアルコンというブランドの製品です。

同じブランドでキャットウォークタイプもあります。

ちなみに据え置き型でスリム・省スペースなキャットタワーを探すと高さはだいたい140cm以下になってしまいます。

高さ140cm以上の据え置き型はサイズが大きくなっていき、スリム・省スペースではなくなります。

スリム・省スペースで背の高いキャットタワーを探しているなら突っ張り型ですね。

まとめ

キャットタワーは大きく分けると、据え置き型、突っ張り型の2種類がありました。

その中で、ニーズによって子猫・シニア猫向き、大型猫向き、多頭飼い向き、スリム・省スペースタイプなど様々なキャットタワーが存在します。

最初は迷いますが一度キャットタワーを購入して使ってみると、次はこういうのがいいなと思えるようになりますよ。

まずは設置場所のサイズ・天井までの高さを測って、キャットタワーを購入して使ってみましょう

ちなみにわたしのおすすめは据え置き型で高さ150cm~180cmくらいのものです。

でも愛猫さんの体型や住宅環境も違うので、この記事を参考に飼い主さんがコレ!と思ったものを選んであげましょう。

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