猫を飼うのは大変?知らないと後悔するデメリット7選【実体験】

猫との暮らし

私は、愛猫ミコト達の話題になった時によく、「猫飼わないの?かわいいよ~」なんて気軽に言ってしまいます。

実際かわいいのですが、猫を飼うのはけっこう大変で、自由は確実に減りました。猫はぬいぐるみのような癒しの存在というより、もっと特別な存在です。

この記事を読みにきてくださった方は、「自分は責任をもって猫を飼えるか?」と真面目に考えている誠実な方だと思います。そんなあなたに向けて、「猫を飼う具体的なデメリットと大変さ」について、現実をお伝えします。

【この記事でわかること】

  • 猫を飼うデメリット7選
  • それでも猫を飼う価値
  • 飼う前に確認すべき6つの条件

猫を飼うかどうか迷っている方の、判断の参考になりますように。

猫を飼うデメリットと大変なこと7選【飼い主の実体験あり】

猫を飼う具体的なデメリットと大変なことについて、多くの飼い主さんが実感することを、私自身の体験も交えてお話しします。

「それでも猫を飼いたい」と思えるか、チェックしてみてくださいね。

旅行や外泊がしにくくなる

猫を飼うと、長期旅行や急な外泊が難しくなります。2泊以上の留守番には、ペットホテルやペットシッターさんの手配が必要です。

わが家では旅行は2泊3日まで、または日帰りに留めています。


旅先で「ゆっくりしたいな」と思うこともありますが、結局、愛猫ミコト達のことが気になって早く帰りたくなります。

【対処法】

  • 日ごろから、自動給餌機や給水機、自動清掃トイレを活用する
  • 信頼できるペットホテル、ペットシッターを見つけておく
  • 近くにお世話を頼める家族・友人がいると安心
  • 夫婦交代で旅行すれば、長期不在も可能に(シンガポール在住時は夫婦別々で日本へ一時帰国していました)

壁紙・家具が傷つく

猫にとって、壁紙やソファは絶好の「爪とぎスポット」です。爪とぎは本能的な行動なので、完全にやめさせることはできません。壁紙・ソファ・カーテン・ラグが傷つく覚悟はしておきましょう。

ミコは子猫の頃、壁紙で爪をといだり、カーテンに登るのが好きでした。コトはソファやラグでの爪とぎが好きで、すぐにボロボロになります。

【対処法】

  • 爪とぎを複数箇所に置く(麻縄・段ボール・じゅうたんなど猫の好みに合わせて)
  • 傷ついても後悔しない値段の家具やインテリアで生活する。
  • 壁紙に保護シートを貼る

掃除・洗濯の負担が増える

猫を飼うことは、掃除との戦いでもあります。

猫の毛はあらゆるところに付くので、毎朝コロコロ(粘着ローラー)での掃除は欠かせません。わが家は2匹なので消費量はかなりのものです。調べてみたところ、90周巻を1年間で42本購入していました。つまり8~9日で1本使い切っているようです。

洗濯前後・畳む時・外出前・猫が寝る場所と、1日に何度もコロコロをかけるので、納得の消費量です。

ミコが嘔吐しがちだった頃は、昼夜を問わず嘔吐物の片付けが発生し、汚れたシーツやラグの洗濯も加わって、かなり大変でした。

【対処法】

  • コロコロをリビングと洗面所に常備する
  • 毛が取れやすい滑らかな素材の服を選ぶ
  • 洗濯しやすい製品を選ぶ

睡眠不足と生活リズムの変化

猫は夜行性なので、なかなかこちらのペースで寝てくれません。

ミコは私が寝る前に「ニャアー」と鳴いて、家の中を一緒にうろうろさせます。ミコとコトが夜中にドタバタと走り回ることも。2匹で遊んでくれる分にはまだ楽なほうです。

さらに、ミコは早朝にご飯やお水の催促をします。私の手からご飯を食べたい、お水の器を持ち上げてほしい……と、一生懸命起こすのです。

最近はコトも真似をしてか、「ご飯食べるの見てて!」とアピールするようになってしまいました。

朝3時半~4時半頃に鳴かれて起こされるのが「日常」になっています。睡眠不足が続くのでつらいですよ。

【対処法】

  • 無視をすれば諦める性格の子なら、無視してみる
  • ケージや猫部屋を用意し、夜はそこで過ごす習慣をつける
  • 飼い主は、短時間の昼寝や休日の寝溜めで寝不足を補う

猫アレルギー発症のリスク

飼い始める前は大丈夫でも、飼い始めてから猫アレルギーを発症するケースがあります。

旦那氏は、猫を飼い始めた7年後にアレルギー検査をしたところ、猫アレルギーが判明しました。それでも、ミコト達のいない生活は考えられないので、猫と一緒に暮らしています。

【対処法】

  • こまめに掃除・洗濯・換気をする
  • アレルギー症状がある場合は医師に相談する
  • 猫用アレルギー低減フード(ピュリナ プロプラン リブクリア等)を検討しましょう

賃貸物件・引っ越しの制限

「ペット可」物件の選択肢は少なく、探す難易度は高めです。「猫は不可(犬のみ可)」「猫は1匹まで」という制約もよくあります。

結婚当初に探した物件は「猫1匹まで」という条件で、最初はミコだけをお迎えしました。シンガポールでコトを迎えて2匹になり日本へ帰国した時は、「猫2匹OK」の物件がほとんどなく、かなり焦りました。敷金・礼金の積み増しも必要でした。

物件を傷つけてしまった場合は、敷金が返らない、退去費用が高額になることも覚悟しておきましょう。

【対処法】

  • 分譲賃貸物件は猫を飼えることも(家賃は高めだが候補に入れて)
  • 一軒家の賃貸物件も候補に
  • 猫が飼えるマイホームを購入してから飼うという選択肢も

病気・ケガによる高額医療費と精神的負担

愛猫が健康な時はいいのですが、病気・ケガによって高額な医療費がかかったり、心配で精神的に負担がかかることがあります。

ミコがシンガポールで嘔吐を繰り返していた頃は、心配でシンガポール生活を楽しむどころではありませんでした。

コトが連続嘔吐したこともあり、その時も心配でした。病院にもよりますが、シンガポールの動物病院の医療費は日本よりもかなり高額でした。

帰国後、コトが紐を誤飲した時は、血液検査・超音波検査・レントゲン検査で約24,000円かかりました。もし手術が必要になっていたら、もっとかかっていたことでしょう。

誤飲については、最初からかなり気をつけて対策しています。なのに、動物病院案件が発生してしまいました。猫を飼っていると想定外のことが起こります。

【対処法】

  • 普段からある程度の貯金をしておく
  • 突発的な医療費に備えてペット保険の加入を検討する
  • 不安を話せる家族・友人を持つ(SNSも心強い味方になります)

「猫を飼うデメリットと大変なこと7選」いかがでしたか?自由や生活が制限され、人生を巻き込んでいくのが猫という存在です。

「それでも猫を飼いたい」と思えましたか? 「ちょっと無理かも」と感じたなら、「飼わない」という選択も立派な判断です。

それでも猫を飼う価値

デメリットや大変さをたくさん挙げましたが、私は後悔はしていません。なぜなのか、考えてみました。

子供の頃からの夢だった

「猫を飼う」こと自体が、ずっと私の夢でした。その夢が叶っている喜びは、大変さを超えてくれます。

自分が成長できた

シンガポールにミコを連れて行った時は本当に大変でした。嘔吐を繰り返すようになり痩せていくミコ。慣れない海外生活の中で、命を守るために必死にできることをして悩んで、旦那氏と衝突もしました。

コトをシンガポールで迎えた時は、日本と勝手が違う環境での子猫の飼育で、想定外のあたふたを経験しました。

猫がいなければ、もう少し平穏な生活だったかもしれません。でも気が付けば自分は成長したかもと思います。

精神的な安定と癒し

コトと出会ったのは、シンガポールで仲良くなった方々が先に帰国して、精神的に少しまいっていた頃のことです。

お世話する相手がいることで、心が落ち着きました。自分を頼ってくれる存在がいると孤独感が薄れ、毎日の幸福度が上がります。コトは最初から私に懐いてくれて、今も心が落ち込むと自然とひざに乗ってきてくれます。

猫を飼うと自由は減り、生活の制限は増えますが、「日常の幸福度」は上がります。

癒しの存在ミコとコト

猫を飼う前に確認すべき6つの条件

猫を飼うデメリットと大変さ、それでも猫を飼う価値をお話ししてきました。「だから覚悟して猫を飼いましょう」とはいいません。

私自身、十分な“覚悟”のもとに猫を飼い始めたわけではなく、ぼんやりとした“覚悟”から始まった猫との生活でした。それでも飼い主としてそれなりにやってこられたのは、”覚悟”よりも”条件”が揃っていたからだと思っています。

ここまで読んで、「猫を飼いたい」と思った方は、猫を飼う“条件”が揃っているか確認してみましょう。何か欠けているとしたら、「飼うのをやめる」のも正しい選択です。

時間

毎日のお世話は休めません。毎日30~60分以上、猫のために時間を確保できますか? 仕事や旅行で長期不在になりやすい場合は、ペットシッターや家族・友人など、お世話を頼める人はいますか?

お金

猫に関する費用を払える余裕はありますか?

初期費用は、安くすませようとしても5~10万円かかります。毎月のフード・トイレ砂などで月1~2万円は継続的にかかります。突発的な医療費が発生すると5~50万円かかることも。

2022年に3,000人の飼い主さんへ実施した大規模調査によると、猫の一生(平均寿命は約15年)にかかる費用は、平均で約264万円でした。今は物価も上がっているので、さらにかかると思っておいたほうがよいでしょう。
(出典:大黒屋マネーガイド「猫の一生にかかるお金はいくら?食費や医療費など生涯の飼育費用を3000人調査」

ペット可物件

ペット可物件に住んでいますか? または引っ越すことはできますか? 「猫は不可(犬のみ可)」「猫は1匹まで」という制約がある物件もあります。”ペット可”の中身まで、しっかり確認しておきましょう。

同居人の同意

家族や同居人がいる場合、全員の同意は得られていますか? 賛成してもらえるなら、お世話を一緒に分担できるか聞いてみましょう。一人で抱えるのと、誰かと分担するのとでは、しんどくなった時の負担がまったく違います。

人生の変化

猫の平均寿命は約15年。転職・引っ越し・結婚・子育て・老後……自分の人生の変化を、猫と一緒に乗り越えていけそうですか? もし難しくなった時のために、預け先など「逃げ道」を考えておくことも大切です。

猫が好き

最後に。猫は好きですか? 猫が好きなら、デメリットや大変さも乗り越えていきやすいです。

いかがでしたか? 私自身、独身の頃は猫を飼う勇気がありませんでした。旦那氏が猫好きだったこともあり、さまざまな条件が揃ってから飼い始めることができました。

条件が整っていない方は、まずは“条件”から整えていきましょう。

寛ぐミコとコト

まとめ

猫はかわいいだけではないという現実と、猫を飼う前に確認すべき条件をお伝えしました。デメリットと大変さを知ったうえで、「それでも飼いたい」と思えたなら、一歩踏み出してみましょう。

最初から覚悟が固まらなくても大丈夫です。条件が整った中で飼い始めて、育っていく覚悟もあります。姉猫ミコの時がそうでした。「この子がいい」という出会いで、急に覚悟が決まることも。妹猫コトの時がそうでした。

まずは条件を整える努力をしながら、運命の猫ちゃんとの出会いを探してくださいね。

ブログ運営者
ミコト飼い主

猫好きながら、子供の頃の経験によって活発な猫が少し怖くなっていた飼い主。2017年からミコ(キジトラ)、2023年からコト(牛柄)と暮らしています。どちらも保護猫です。
このブログでは、初めて猫を飼った学びや愛猫ミコ・コトとの実体験を綴っています。

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