賃貸で猫の爪とぎ対策!ビニールクロスと養生テープで壁を保護
子猫のミコを迎えるにあたって、壁で爪とぎしないか心配でした。
賃貸なので、壁紙がボロボロだと退去費用が高くつくかも知れません。
爪とぎの準備はもちろんですが、どうやって壁を保護するか考えないと。
よく目にするのは、壁に貼ってはがせるタイプの爪とぎ防止シートです。ダイソーなど100均にも売っています。
ただこのシートには気にかかる点がありました。
そのためわが家は透明ビニールクロスと養生テープで壁を保護することにしました。
猫の爪とぎから壁を保護する爪とぎ防止シートについて、賃貸で実践したビニールクロスを貼る対策についてくわしくお話します。
ビニールクロスを貼る対策について早く知りたい方は、こちらをクリックしてください。
壁の爪とぎ防止シートで対策
猫の爪とぎから壁紙を保護するシートがあります。
爪とぎ防止シートには、どんなものがあるかお話しますね。
100均のひっかき傷防止シート
ダイソーなどの100均で売られている「ひっかき傷防止シート」があります。
わが家も最初、100均のひっかき傷防止シートを検討しました。
でも、100均のひっかき傷防止シートは、サイズ90cm×30cmでとても小さいです。
賃貸の壁の下側を広範囲にわたって保護したかったので、100均のシートは小さすぎてやめました。
柱や角など一部分だけ保護したい時や、お試しで爪とぎ防止シートを使ってみたい時に、100均の爪とぎ防止シートはよさそうです。
はがせる壁紙保護シート
100均のひっかき傷防止シートよりサイズの大きい爪とぎ防止シートもあります。
その中で賃貸向きの爪とぎ防止シートは、はがせる弱粘着か、吸着タイプの2種類です。
はがせる弱粘着タイプ。サイズ: 92×100cm ↓
または、吸着タイプ。サイズ: 92×90cm ↓
100均の爪とぎ防止シートよりサイズは大きいですが、ちょっと高いかな。
爪とぎ防止シートにしなかった理由
壁の保護に爪とぎ防止シートを選ばなかったのには、理由があります。
気にかかった点はコストと、紙製の壁紙に貼っても大丈夫なのか?ってところなんです。
コストがかかる
爪とぎ防止シートを、賃貸の家の壁の下側全体に貼るとけっこうコストがかかります。
はがせる弱粘着タイプの爪とぎ防止シートは、幅90cm×100cmで1,600円くらい、幅90cm×10mで10,000円くらいです。
はがせる弱粘着タイプ。長さ10m ↓
壁の下側を広範囲にわたって保護したかったので、けっこう高くつくなぁと思ってしまいました。
壁に粘着のりが残る・壁紙がはがれる心配
壁に貼るタイプの爪とぎ防止シートは、“はがせる弱粘着”でも、粘着のりが壁に残ることがあるようです。
“はがせる弱粘着”の爪とぎ防止シートの製品説明には、ビニール壁紙、ベニヤ板、プリント合板に貼れると書いてあります。
それ以外の素材の壁には、あまり向いていません。
わが家の賃貸の壁は、紙製の壁紙。
紙製の壁紙の場合、“はがせる弱粘着”の爪とぎ防止シートを剥がしたときに、壁紙が少し一緒に剥がれてしまう場合もあるようです。
爪とぎ防止シートはシート全体に弱粘着のりが付いているので、はがす際に壁紙を傷つけてしまうのが心配でした。
賃貸は退去時の原状回復が大事。
壁紙に粘着のりが残っても困りますし、壁紙がたくさん剥がれるのも避けたいですね。
そこでもっと良い方法を探しました。
[quads id=2]
壁紙をビニールクロスと養生テープで保護
壁紙を爪とぎから保護するもっといい対策を探して、「壁全面に透明のテーブルクロスを貼り、養生テープで仮止めした」というブログを発見!
わが家もこの方法をとることにしました。
理由は2つ
- 爪とぎ防止シートより安い
- 養生テープで仮止めなら壁紙がはがれても部分的ですむ
旦那さんと透明ビニールクロスを買いにホームセンターへ行きました。
テーブルクロスコーナーに透明ビニールクロスはありました。
厚さと幅が数種類ある中、厚さ0.2mm×幅92cmのビニールクロスを10m分買いました。
購入当時の価格は1m290円くらいでした。10m買っても3000円弱と爪とぎ防止シートよりかなり安いです。
リビングの壁に、透明ビニールクロスを養生テープで貼りました。
他の場所は子猫のミコを迎えて様子をみてから。
保護していない壁でガリガリ
子猫のミコを迎え入れた結果、透明ビニールクロスで壁がツルツルになった箇所は爪とぎしませんでした。
壁に興味を示さなくなって、壁では爪とぎすることなく成功か!?と思いきや、ミコは保護していない壁でガリガリ。
子猫といっても猫、さすがです。
じゃなかった、「やめて~!」
リビング以外の壁にもビニールクロスを貼ることにしました。
今度は厚さ0.1mm×幅92cmのビニールクロスを20m分買いました。
厚さが半分になったので、購入当時の価格は1m150円くらいでした。10mで1500円程度だったのでかなり安いです。
厚み0.1mmはフニャフニャで少し壁に貼りにくかったですね。
ビニール厚さは0.2mm以上ほしい
厚さ0.2mmと厚さ0.1mmの透明ビニールクロスを壁に貼り、猫の爪とぎ対策をした結果。
厚さ0.2mmの透明ビニールクロスのほうが、爪とぎから壁を保護するには効果的でした。
厚さ0.1mmでも見た目がツルツルになって爪とぎ対策にはなります。
でも厚さ0.1mmは、愛猫ミコが少し爪を立てただけで貫通しました。
しかも厚さ0.1mmのビニールクロスは、ミコが(激しく?)噛んでいるうちにちぎれて、破片が落ちていることもあります。
ビニール片を猫さんが誤飲したらまずいです。
なので、猫の爪とぎから賃貸の壁を保護するには、厚さ0.2mm以上のビニールクロスを養生テープで貼るのがおすすめです。
ビニールクロスで対策するなら
ネットで検索するなら、「ビニールクロス」よりも「ビニールシート」と検索したほうがみつかりやすかったです。
わが家は3LDKの賃貸で、合計30m分のビニールクロスを購入しました。
30m分で保護できたのは、リビングと廊下と寝室の壁のみ。全ての部屋の壁は保護できていません。
壁紙によってはあまり爪とぎしなかったり、猫さんって本当に気まぐれなんですね。
ビニールシートの幅は、下からきちんと壁を保護するなら90cm以上あったほうがいいです。猫が伸びるとけっこう長い。
これは厚さ0.2mmで幅91.5cmとバッチリです。長さは50mあるので、3LDKの家の壁の下側全体を保護できるくらいあります。↓
養生テープはこれを使いました。↓
養生テープは剥がしやすい弱粘着テープですが、紙製の壁紙だと剥がす際に壁紙が少しはがれることがあります。
はがす時に壁紙が少しはがれてしまう点は「はがせる弱粘着爪とぎ防止シート」と同じなんですね。
ビニールクロスを養生テープで貼る時は、仮止めのような感じで部分的に貼るとよいですよ。壁紙のはがれが少なくすみます。
その他の爪とぎ対策
壁紙を保護する以外の爪とぎ対策は、猫の爪を切ることや、爪とぎを置くことです。
猫が爪をとぐのは本能なので、やめさせることはできません。ご飯やトイレを我慢できないのと同じですね。
爪とぎのしつけが上手くいくかどうかも猫さんによります。
上手くしつけられると、決まった場所でしか爪とぎしない猫さんもいるようです。
わが家の愛猫ミコはしつけは無理でした、悲しい…。
壁紙をシートで保護するほかに、猫さんの爪を切って壁紙を傷つけにくくしたり、爪とぎも置いてあげるといいですね。
爪とぎについてこちらの記事もあります。↓
まとめ
猫の爪とぎから賃貸の壁紙を保護するには、ビニールクロスと養生テープで壁を保護する対策がおすすめです。
マイホームなら、腰壁パネルなどを壁に貼るほうが、コストはかかりますがおしゃれですね~。
マイホームなら壁に傷がついたあとから対策しても遅くないです。
賃貸は傷がつく前の対策が大事です。
猫を飼うときに必要なもの一覧はコチラ。 ↓
-
前の記事
子猫のおもちゃを準備!猫じゃらしは人気のじゃれ猫あそびで決まり 2018.08.29
-
次の記事
いつから子猫に爪とぎが必要?素材や種類なにがある? 2018.09.09