賃貸で猫の爪とぎ対策|安く壁を保護して退去費用を抑える方法

壁の爪とぎ対策 猫を飼う準備

賃貸暮らしで子猫のミコを迎えるにあたって、壁での爪とぎが心配でした。壁紙がボロボロになってしまうと、原状回復のための退去費用が高くついたらどうしようかと不安になりますよね。

爪とぎの準備はもちろんですが、壁を保護する方法も考えないといけません。

よくあるのは、壁に貼ってはがせるタイプの爪とぎ防止シートです。爪とぎ防止シートをじっくり比較検討して、ネットでも対策を調べまくり、わが家では『ビニールシート+養生テープ』で壁を保護する方法を実践しました。

この記事では、爪とぎ防止シートの種類と選び方から、実際に試した『ビニールシート+養生テープ』で壁を保護する方法について、貼り方・厚さ・幅・必要な長さまで、実体験をふまえて詳しく解説します。

賃貸で猫の爪とぎ防止シートの種類と選び方

猫の爪

ミコ「立派な爪みて~」

賃貸向きの爪とぎ防止シートは、大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴をまとめました。

100均のペットひっかき傷防止シート

ダイソーなどで手軽に買えるシートです。サイズは約90cm×30cm×0.1cmとコンパクトなので、柱の角や一部分だけ試したいときに向いています。

広い範囲の壁を保護したい場合は枚数が多く必要になるため、コスト面で割高になりがちです。

こんな人におすすめ: まずお試しで使ってみたい・柱の角だけ保護したい

はがせる弱粘着タイプの爪とぎ防止シート

ダイソーのものよりサイズが大きく賃貸向きの爪とぎ防止シートは、はがせる弱粘着タイプです。サイズは、45cm×4.8mや90cm×2.3mなど色々な製品があるので、貼りたい場所に合わせて広い面積をカバーできます。

ただし注意点があります。「はがせる弱粘着」とはいえ、紙製壁紙に貼ると、剥がす際に壁紙が一緒に剥がれることがあります。ビニール壁紙・ベニヤ板・プリント合板が対象素材のため、自宅の壁紙の素材を事前に確認することが大切です。

この剥がせる弱粘着タイプの爪とぎ防止シートは、私はミコが爪をといでしまう建具(ドア)の保護に使用しました。

ドアに爪とぎ防止シートを貼った写真

貼った直後はピンと綺麗に貼れましたが、時間の経過とともにシートがシワシワになってしまいました。けれどちゃんと爪とぎから保護できています。

こんな人におすすめ: ビニール壁紙の賃貸に住んでいる・ドアなどの建具を保護したい

わが家の壁は紙製の壁紙だったため、はがせる弱粘着タイプのシートを壁全体に貼ることをためらいました。

静電気吸着タイプの爪とぎ防止シート

粘着のりを使わず、静電気の吸着力で壁に貼るタイプです。糊残りや壁紙が剥がれる心配がなく、貼り直しもできるため賃貸でも安心して使えます。

ただし吸着力については意見がわかれます。口コミをみると、全然くっつかない、すぐに剥がれるという方もいれば、ちゃんとくっつくという方もいます。

こんな人におすすめ: 壁への糊残りが心配

静電気吸着タイプはわが家の壁紙にきちんと吸着するか不明で、選びませんでした。

市販品3種類の爪とぎ防止シートを検討した結果、「紙製の壁紙に適していない」「壁の下側全体を保護する場合コストがかかる」と感じたため、わが家は別の方法で壁を保護することにしました。

実践した方法は、次に詳しく説明していきますね。

【実践】ビニールシートと養生テープで壁を保護する方法

壁の養生

壁紙を猫の爪とぎから保護するために、確実に壁紙を保護できて、紙製壁紙を傷つけにくい、安い方法を探してネットで調べまくった結果、「壁全面に透明のテーブルクロスを貼り、養生テープで仮止めした」というブログをみつけました。

なるほど~。わが家もこの方法を採用することにしました。この方法を採用した理由は以下3点です。

  • 爪とぎ防止シートより安い
  • 広範囲の壁を保護できる
  • 紙製壁紙を傷つけにくい

ビニールシートは、ホームセンターのテーブルクロスコーナーにありました。

厚みと幅は数種類あります。その中で、厚み0.2mm×幅92cmのビニールシートを10m分買いました。購入当時の価格は1mあたり約290円。10m買っても3000円弱と爪とぎ防止シートよりかなり安かったです。

リビングの壁に、養生テープでビニールシートを貼りました。他の場所は子猫のミコを迎えて様子をみてから。

ビニールシートの貼り方【手順】

爪とぎ対策

ビニールシートを壁に貼った様子

貼り方の手順を解説します。

  1. ビニールシートを壁にあて適度な長さでカットする
  2. 養生テープで止める

簡単ですね。注意点は、ビニールシートを養生テープで貼る時は、仮止めのような感じで部分的に貼るとよいです。

ビニールシートで壁を保護

養生テープは部分的に貼る

養生テープは剥がしやすい弱粘着テープです。紙製の壁紙だと剥がす際に壁紙が少しはがれることがあります。この点は、はがせる弱粘着の爪とぎ防止シートと同じですが、養生テープは部分的に貼るので、たとえ紙製の壁紙が剥がれたとしても貼った箇所だけ(少し)で済みます。

保護していない壁で爪とぎしちゃう!

子猫のミコ

わが家にやってきた生後4ヶ月のミコ

子猫のミコを迎え入れた結果、ビニールシートで壁がツルツルになった箇所では爪とぎしませんでした。

壁での爪とぎに興味を示さなくなるかな?と思いきや、ミコはビニールシートで保護していない場所の壁でガリガリ。子猫といっても猫、さすが。じゃなかった「やめて~!」。

リビング以外の壁にもビニールシートを貼らなければ。今度は厚さ0.1mm×幅92cmのビニールシートを20m分買いました。購入当時の価格は1mあたり約150円。厚さが半分になったので、10mで1500円程度とかなり安かったです。

厚さ0.1mmのビニールシートはフニャフニャで壁に貼りにくかったのと、愛猫ミコが少し爪を立てただけで貫通してしまいました。

爪とぎ防止用ビニールシートの選び方

ネットで「ビニールシート」と検索するといろんな製品が出てくると思います。爪とぎ防止を目的としたビニールシートの選び方の基準を、失敗談もふまえてお伝えします。

猫の爪とぎに耐える厚さは0.2mm以上

ビニールシートの厚さは色々ありますが、厚さ0.2mmと厚さ0.1mmのビニールシートで対策をした結果。厚さ0.2mmのビニールシートのほうが、爪とぎから壁を保護するのに適していました。

厚さ0.1mmは見た目がツルツルになって爪とぎ対策にはなりましたが、愛猫ミコが少し爪を立てただけで貫通しました。しかも、ミコが(激しく?)噛んでいるうちにちぎれてしまい、破片が落ちていることもありました。ビニール片を猫が誤飲したら危険です。

猫の爪とぎから賃貸の壁を保護するには、厚さ0.2mm以上のビニールシートが必須です。

ビニールシート必要な幅は?

下からきっちり壁を保護するには、ビニールシートの幅は90cm以上あったほうがいいです。猫が伸びるとけっこう長いからです。

ビニールシート何mあれば足りる?

わが家は3LDK(約73平方メートル)の賃貸住宅で、合計30m分のビニールシートを購入しました。30m分で保護できたのは、リビングと廊下と寝室の壁のみ(約1LDK分)です。全ての部屋の壁は保護できていません。

猫さんて、壁紙によっては爪とぎしなかったり、本当に気まぐれです。

家全体の壁を保護するのに必要な長さは、住宅の平方メートルにもよりますが、ざっくり以下を参考にしてみてください。

  • 1LDKマンション → ビニールシート30m
  • 2LDKマンション → ビニールシート40m
  • 3LDKマンション → ビニールシート50m

こちらは厚さ0.2mmで幅91.5cmで爪とぎ防止に向いています。長さは50mあるので、3LDKの家の壁、下側全体を保護できるくらいあります。3LDKのお家なら買い直しを防ぐために、最初からこれを買っておけば安心です。50mだと重量が13kgもあるのでその点はご注意くださいね。

養生テープも合わせて買いましょう。幅50mmの半透明がおすすめです。

壁保護以外の爪とぎ対策【爪切り・爪とぎ設置】

壁を保護する以外の爪とぎ対策は、猫の爪切りを行うこと、爪とぎを置くことです。

猫が爪をとぐのは本能なので、やめさせることはできません。ご飯やトイレを我慢できないのと同じですね。

爪とぎのしつけが上手くいくかどうかも猫さんによります。上手くしつけられると、決まった場所でしか爪とぎしない猫さんもいるようです。うらやましい…。

わが家のミコは、爪とぎのしつけは無理でした。飼い主の気を引きたくて壁でガリガリしているようすさえあります。こういう性格の子は、今回実践したように、壁全体を保護して物理的に防ぐ方法がいいですね。

まとめ|退去費用はどうだった?

最後に、退去費用はどうだったかお話します。

ビニールシートを貼っていなかった場所でミコが爪とぎした跡が少しあったため、退去費用は若干かかりました。室内清掃費と合わせて10万円くらいでした。これは敷金の範囲内でした。

猫のいないお家と比べればかかってしまったと思いますが、もし保護していなかったら、もっと高額請求になっていたと思うと恐ろしいです。

賃貸で猫の爪とぎから壁を保護するには、ビニールシートと養生テープで壁を保護する方法がおすすめです。

賃貸住宅は傷がついてしまう前に対策することが大切ですね。

ブログ運営者
ミコト飼い主

猫好きながら、子供の頃の経験によって活発な猫が少し怖くなっていた飼い主。2017年からミコ(キジトラ)、2023年からコト(牛柄)と暮らしています。どちらも保護猫です。
このブログでは、初めて猫を飼った学びや愛猫ミコ・コトとの実体験を綴っています。

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