シンガポールに住んでいた2023年7月、X(旧Twitter)を通じて出会った保護猫コトちゃん。
今回は、いくつかのトラブルを乗り越え、いよいよわが家へ迎えるまでのお話です。
▼前回の記事はこちら▼
同居子猫ちゃんのトラブル

2度目にコトちゃんへ会いに行った日、同じ頃に保護された別の子猫ちゃんの毛が、ところどころ抜けているのに気づきました。「ん?大丈夫かな?」と気になっていたのですが、その心配が的中。
コトちゃんがワクチンを打った翌日、いよいよ譲渡というタイミングで、その同居子猫ちゃんが「リングワーム」に感染していると判明したのです。
幸いコトちゃんは発症していませんでしたが、念のため週2回シャンプーをすることに。まずは保護猫ボランティアさんの元で洗ってもらい、私たちが引き取る金曜日以降は、先住猫のミコちゃんと隔離したうえで、1週間ほど週2回のシャンプーを続けるよう指示を受けました。
さっそく、預かりボランティアさんに教えてもらった猫用の薬用シャンプーをネット通販の「Shopee」で購入。お迎え当日は、後で消毒しやすいようにプラスチック製のキャリーを持参することにしました。
リングワームとは?
“リングワーム”という聞きなれない言葉ですが、日本語では“白癬(はくせん)”といいます。白癬菌という真菌(カビ)が皮膚の角質層に寄生して発症する感染症で、実は人間の水虫の原因でもあるそうです。
猫の白癬の症状や対処法を調べるため、ミコちゃんを迎えた時からお世話になっているサイト「子猫のへや」さんをのぞいてみました。まるで猫の百科事典のようなサイトです。
免疫力が正常な猫の場合、皮膚糸状菌に感染していても自然治癒力によって2ヶ月ほどで撃退することができます。しかし何らかの理由によって免疫力が低下した状態だと、菌の増殖を抑えることができず、発症してしまうことがあります。
(出典:子猫のへや|猫の白癬~症状・原因から予防・治療法まで)
なるほど。コトちゃんは自身の免疫力で白癬菌を撃退できるでしょうか? いずれにせよ、お迎え後のシャンプーは必須だと気を引き締めました。
エアコンのトラブル
もう一つのトラブルは、「エアコンの水漏れ」です。
キッチンからポタポタ音がするけど?と天井裏を開けてみたら、こうなってた。天井の染みの原因はこれか。応急措置で洗面器設置。エアコン業者が点検に来る事に。どうなるのかしら。#海外生活#シンガポール pic.twitter.com/h6dXzh6Bst
— ミコト飼い主 (@miko_firstcat) June 16, 2023
実はコトちゃんと出会う少し前から「エアコンの水漏れ」が発生しており、何度か修理業者やエアコンクリーニング業者に見てもらいながらも、解決まで時間がかかっていました。
そしてコトちゃんとの出会いで少しバタバタしていた時期に、ようやく本格的な修理が決まりました。
なんでも「ケミカルウォッシュ」という大がかりな洗浄が必要とのことで、なんと天井を切り開いて(!?)エアコンを洗浄することに。
エアコン業者は天井に穴をあけて、おそらく家のトイレ用洗剤を使いケミカルクリーニングして、洗面所&トイレをビショビショにして帰った。いま天井修理の人が来てる。元通りになるのかしら?#海外生活#シンガポール pic.twitter.com/NR06NNTAPB
— ミコト飼い主 (@miko_firstcat) July 14, 2023
洗浄後は、切り取った天井をはめて石膏で塞ぎ、ペンキを塗って元通り(?)にするという処置でした。
天井はこのように直りました。剥がした天井パネルのはめ込みパズルを間違えてやり直してたよ。私はそれ違うんじゃないか?と思ってみてたよ??
エアコンの水漏れちゃんと直ってるといいな…日中の暑い時間帯に確認しなければ。#海外生活#シンガポール pic.twitter.com/qKRFqIWz0k— ミコト飼い主 (@miko_firstcat) July 15, 2023
日本では考えられない対処法にびっくりしましたが、実はこうした住居のトラブルは“シンガポールあるある”なんです。
Xを通じてその情報を知っていたので、比較的冷静に「わが家もか」と受け止めることができました。シンガポール在住のXユーザーのみなさんが、日々のトラブルを笑いに変えて投稿してくれていたおかげで、「こんな目に遭っているのは私だけじゃない」と心の支えになっていました。
現地での友達が本当に少なかった私にとって、Xの存在はとても大きく、感謝しかありません。本当にありがとう。
いよいよ譲渡
こうした些細なトラブルを乗り越え、2023年7月21日。仕事を早めに切り上げた旦那氏と一緒に、コトちゃんを迎えに行きました。


晴れてコトちゃんは「うちの子」になることができました。
さかのぼれば、Xで「飼ってくださる方を探しています」というポストを目にした当初。写真に写る乳飲み子のように小さなコトちゃんを見て、「夜間もミルクのお世話が必要かも。私、時間があるし、できる!」と思った私。
実際は、子猫用のフード探しに手こずったり、エアコンの水漏れ対応にあたふたしていた状況で、乳飲み子コトちゃんのお世話をするのは難しかったかもしれません。
偶然にも、保護猫団体さんが一度コトちゃんを引き取り、ボランティアさんを経由しての譲渡となりましたが、コトちゃんの命をしっかり繋ぐための「ワンクッション」があって本当に良かったです。
新入りのコトちゃんと先住猫ミコちゃんが対面してからの日々は、また改めて。またね!


コメント