ホゴネコの日は知ってる?5月25日の由来。世界の保護猫の日はいつ?
日本で“猫の日”といえば2月22日が有名ですね。でも“ホゴネコの日”もあるって知っていますか?
“ホゴネコの日”は何日かというと5月25日です。正式に認定されたのは2019年5月8日でつい最近なんですよ。
飼い主に捨てられたり、迷子になって飼い主が居ない、野良猫であるなど、様々な事情で飼い主がいない状態のために、動物愛護センターや動物保護団体などの施設に一時的に保護されている猫のこと
日本でホゴネコの日が5月25日に制定された由来や世界の保護猫の日を調査しました。
ホゴネコの日なぜ5月25日?由来は
ホゴネコの日が5月25日なのは、「0525」と「ホ(0)ゴ(5)ネ(2)コ(5)」の語呂合わせに由来します。
ホゴネコの日は、多くの人に保護猫がなぜ生まれるのかを考えてもらい、ひとつの命を最後まで大切にする文化を日本に根づかせることを目的に制定されました。
制定したのは、保護猫のための施設を運営する株式会社ネコリパブリック。
一般社団法人日本記念日協会によって、正式に日本の記念日に認定されたのは2019年5月8日です。
ホゴネコの日を制定「ネコリパブリック」とは
日本記念日協会に正式に認定されました!!!
5月25日は、今年からホゴネコの日でっす!ネコリパブリック各店舗で、さまざまなホゴネコの日イベントを開催しまーす。… https://t.co/RXWddotqQo
— ネコリパブリック首相あさか (@els4gats) 2019年5月23日
5月25日ホゴネコの日を制定した株式会社ネコリパブリックとはどのような会社でしょう?
ネコリパブリックは、保護猫団体や愛護団体ではなく、ビジネスとして自走しながら、保護猫活動を推進できる「ブランド」になることを目指しています。
保護猫カフェ事業を軸に、保護猫を家族にする文化を広めるための様々な事業を展開しています。
(出典:ネコリパブリック)
株式会社ネコリパブリックは、自社で保護活動を行っているのではなく、地域の保護団体と連携し、里親募集中の猫を預かる形で保護猫カフェを運営しています。
里親がみつかりやすい子猫よりも成猫を優先して預かり、保護猫カフェ「ネコリパブリック」で、里親探しと譲渡活動を行っています。
ほかに「ネコ市ネコ座」などの啓蒙イベントの開催、グッズ販売なども展開し、ビジネスとして成り立たせることで、保護猫活動を支援していこうとしているようです。
たしかに、保護猫活動をしている地域の保護団体が、保護猫活動、避妊去勢手術、里親探し、譲渡の手続き、保護猫カフェの運営など全てを自分たちで実施するのはとっても大変ですよね。
株式会社ネコリパブリックさんには、ビジネスとボランティアのバランスを考えつつ健全にかんばっていただきたいですね。
ホゴネコの日を認定「日本記念日協会」とは
いよいよ明日は「ホゴネコの日」??ネコリパ各店舗では、ホゴネコの日イベントを開催します??ぜひ皆さん、かわいいホゴネコたちに会いに来て下さいね??https://t.co/yY5QLhPCYC
— 保護猫カフェ ネコリパブリック (@necorepublic) 2019年5月24日
5月25日ホゴネコの日を、日本の記念日に認定した一般社団法人 日本記念日協会とはなんでしょう?
1983年より、記念日についての研究、情報の収集、広報活動を行ってきた日本記念日委員会が、 記念日に対する人々の理解と関心を高めるために、1991年4月1日に「日本(にほん)記念日協会」として正式に発足、活動を開始しました。
(出典:一般社団法人 日本記念日協会)
日本には、ひな祭り、七夕のように、伝統的に定着している記念日があります。
さらに、元旦、こどもの日、敬老の日のように、国や国の機関が定めた記念日もあります。
記念日の制定に一般社団法人 日本記念日協会の認定を受ける義務はないのですが、企業や団体が世間へのPRのために申請するようです。
“5月25日ホゴネコの日”のほかに、一般社団法人 日本記念日協会が認定した猫関連の記念日は、“3月22日さくらねこの日”(公益財団法人どうぶつ基金が制定)、“9月29日招き猫の日”(日本招猫倶楽部が制定)などがありました。
“2月22日猫の日”はどうなのか調べてみると、日本記念日協会が認定したものではなく、自然と世間に浸透した記念日にあたります。
今後“5月25日ホゴネコの日”も世間に浸透していって、保護猫の認知度がよりあがっていくといいですね。
世界の保護猫の日はいつ?
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世界にも保護猫の日はあるのでしょうか?
調べたところでは、世界に“保護猫の日”というネーミングの記念日はありませんでした。
でも猫を助けるための啓蒙活動を行う記念日は世界にいくつか存在しています。
たとえば“8月8日世界猫の日”や、“10月29日アメリカの猫の日”には、猫を助けようという気運が高まります。
さらにアメリカには、“10月16日野良猫の日”があり、野良猫の保護・治療・里親探しや、TNR(Trap Neuter Return=捕獲、不妊去勢手術、元の場所に戻す)活動などを推進する日になっています。
また外国では黒猫は里親が見つかりにくい傾向にあるため、黒猫の記念日を設けて啓蒙活動が行われています。
黒猫の記念日は数カ国にあり、アメリカは“8月17日黒猫感謝の日”、イギリスは“10月27日黒猫の日”、イタリアは“11月17日黒猫の日”となっています。
まとめ
日本でホゴネコの日が5月25日に制定された由来や世界の保護猫の日についてお話しました。
わが家の愛猫ミコも、保護猫だったんですよ。
保護猫さんを家族に迎える時も、ペットショップから猫さんを迎える時も、最後まで責任を持って飼うことが大切ですね。
わたしたちもミコを最後まで責任を持って飼っていきます。
記念日をきっかけに、今後幸せな猫さんが増えていくといいですね。
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