仲良くなるには?子猫を迎えた初日から懐くまでの4日間

仲良くなるには?子猫を迎えた初日から懐くまでの4日間

いよいよ子猫のミコを迎える日。

楽しみにしていた私たちを待っていたのは、「ギャーオ!」「ギャー!」と尋常ではない鳴き声で鳴き止まないミコとの闘い。

本当は兄弟や仲良しの子猫と一緒に迎えられたらよかったのですが、賃貸契約の条件に猫を飼うなら一匹だけと制約があり、ミコ一匹を迎えることになりました。

これは、私たちが生後4ヶ月の子猫ミコを迎えてから仲良くなるまでの4日間のお話です。

子猫と仲良くなる方法だけ早く知りたい方は、目次から「仲良くなった方法」と「まとめ」をお読みください。

子猫が鳴き止まなくて困っている方に、私たちの経験がヒントになりましたら幸いです。

子猫を迎えた初日

子猫と初対面
ミコと初対面

待ちに待った生後4ヶ月の子猫ミコを迎える日がやってきました。2017年1月6日(金)のことです。

旦那さんは午後半休をとってミコを待っていました。翌日から3連休、たっぷりミコと過ごせます。

20時頃ミコは我が家に到着しました。保護主さんが車で連れてくる移動中、ミコはよく鳴いていたそうです。

我が家のリビングに足を踏み入れたミコ。おもちゃに興味を示します。

子猫とおもちゃ
これは何かにゃ?ここはどこにゃ?

保護主さんはうろうろ落ち着かないミコを猫トイレに連れて行き、「ここがトイレよ」とミコに教えてくれました。ミコはこれだけでトイレの場所を覚えました。

ミコを迎えてから困ったのは、ミコが全然鳴き止まないこと。

遊んでいる時以外は、「ギャーオ!」「ギャー!」「アオーン」と尋常ではない鳴き方で鳴くばかり。

ミコは母猫と兄弟、保護猫さんたちと一緒に過ごしてきたので、急に一匹になってパニックなのでしょうか。

私はミコを1匹にしてそっとしておいた方がいいのでは?と思ったのですが、旦那さんは「ミコが心配だからリビングで寝る!」といって、初日は就寝しました。

初日の夜、子猫のどこからそんなに大きな声が出るんだろうと思うほど「ギャー!ギャーッ!」と鳴く声が、時おり寝室にまできこえてきました。

2日目まだ鳴き止まない

おびえて鳴く子猫

翌日も、遊んでいる時と餌を食べている時と探検中以外、ミコは鳴き止みません。

子猫なのに全然寝ていないのも心配です。
マンション暮らしなので、鳴き声が近所迷惑になってクレームがきたらどうしようと心配でした。

早く鳴き止んでくれるのを願うばかり。

日当りのよい窓際に座ったミコ。

日向ぼっこする子猫
少し落ち着いた?

近づいた旦那さんは、「シャーッ!」と威嚇されました。わざわざ近づかなくていいのにと思った私。

ミコは、鳴き止んだと思ったらまた鳴くを繰り返しています。

そんな中、ミコはこたつを隠れ場所にしました。

こたつから出てきて鳴く子猫
こたつを隠れ場所に選んだミコ

鳴き止まないミコを置いて、旦那さんと私は買い物に出掛けました。30分くらいして帰ると、ミコは静かに一人遊びをしていました。

私たちの姿をみたミコは、こたつの中に逃げ込みました。

こたつの中を覗き込む旦那さん。「ミコにシャーッ!(威嚇)された、かわいいっ♪」と少しうれしそう。

やめなよ…と思った私。

2日目の夜も、ミコは思い出したように「ギャーオ!」「ギャー!」と鳴いたり、たまに「ニャーオ」と鳴く状態が続きました。

2日目も旦那さんは、ミコのいるリビングで就寝しました。

翌朝起床した私は、ミコは途中から静かだったなぁと思いながらリビングへ行きました。

そこには疲れた顔の旦那さん。

「ギャー!ギャーッ!」と鳴くミコに、遊んで疲れさせよう作戦を決行したそうです。

旦那さんは、夜中の3時から5時半まで2時間半もミコと遊んだのだとか。

カーテンに登る子猫
夜中にカーテンに登るミコ

本当は、迎えたばかりの子猫をたくさんかまったり、遊ばせるのは疲れてしまうのでよくないのですが、あまりに鳴くのでやむを得なかったんですね。

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3日目ちょっと仲良くなる

鳴き止まない子猫

ミコが鳴き止まないので、ミコを母猫や兄弟たちのところへ帰したほうがいいのか悩みました

トライアル期間は1週間(ミコは保護猫でトライアル期間がありました)。諦めるのはまだ早い。

旦那さんはミコに一目ぼれだったので、諦めるつもりはなかったでしょう。

そんな私たちとミコに転機が訪れました。

仲良くなった方法

カリカリを食べる子猫

我が家に来てからのミコは、用意したドライフードをちゃんと食べていたものの、私たちの手からは餌を食べませんでした。

そこで、仲良くなるために子猫用ウェットフードを買ってきました。試しに手からウェットフードをあげてみると、私たちの手から食べてくれました!

これが転機となり、ミコとの距離は縮まっていきます。

隠れていたこたつから出てきて、電気ひざ掛けをかけている私の足元で寝始めました。

電気毛布の上で寝る子猫
足元で寝るミコ

冬だから寒かったかな、一匹で寂しいかな、ごめんね。

3日目の夜は、旦那さんに代わって私がミコのいるリビングで就寝しました。

夜中、ミコは思い出したように「ギャー!」と鳴きましたが、パッと明かりを点けたらこたつに逃げ込み、鳴き止みました。

4日目に懐く

毛繕いする子猫
4日目は毛づくろいがみられるように

ミコは、4日目の早朝にも「ギャー!」と鳴いたものの、鳴かない時間が増えてきました。

旦那さんや私に近づいてにおいを嗅ぎ、その後は小さな声で「ニャーニャー」鳴きながらついてくるように。

この日も手からご飯をあげると、旦那さんと私の手にスリスリッとしてきました。

夜、私が洗い物をしている間に、ミコはソファーに座った旦那さんの隣で寝るようになりました。

そして、初めて膝に乗りました。

膝の上に乗る子猫
緊張しながらも膝に乗ったミコ

いつの間にか旦那さんの膝の上で寛いでる!
膝の上でくつろぐ子猫
お膝は快適にゃ

なぬ~!うらやましい!
やっぱり通算6匹の猫と暮らしてきた経験者にはかなわないかぁ…。

ミコが私の膝に乗ってくれたのは、この日から2日後のことでした。

膝に乗る子猫
2日遅れで私の膝に乗ってくれた

まとめ

旦那さんのいる3連休中にミコが懐いてくれて本当によかったです。

子猫を迎えた方の体験談をみると、里親として譲り受けた子猫、ペットショップから迎えた子猫に関係なく、初日から慣れるまで鳴き止まない子はいます。

生後2ヶ月で迎えても鳴き止まない子はいますし、生後4ヶ月だったミコも慣れるまで鳴き止みませんでした。

2匹同時に子猫を迎えても、一匹は静かなのにもう一匹が鳴き止まないケースもありました。

子猫ちゃんの性格にもよるのでしょうか。

我が家は、私たちの手からご飯を食べたことをきっかけに、鳴き止まない問題は解決に向かいました。

飼い主さんのにおいに安心してもらうことが大切ですね。

最初はケージで新しい環境に慣れさせるなら、ケージの中に飼い主さんのにおいのついたタオルなどを入れておくといいようです。

他にも、ミコのにおいがついたものを保護主さんから譲ってもらうなどして、ミコが安心できる工夫をしたら良かったかなと、省みるのでした。