子猫の涙目・目の腫れは病院へ!愛猫ミコは猫風邪が原因だった

子猫が涙目になっていたら注意です。
我が家のミコは、涙目になってから1~2日で目が腫れて目ヤニが出始め、動物病院へ行きました。
診断は猫風邪。
目の腫れで病院へ連れて行くべきか迷ったら、子猫は免疫力が低いので、すぐに病院で診察してもらったほうがよいです。
すぐに診てもらうことで重症化が防げますし、病院で診てもらうことで飼い主さんも安心できます。
これは、子猫ミコの目が腫れた時の様子、猫風邪の治療についてのお話です。
猫の涙目は悲しいからじゃない
我が家に迎えてから3日間鳴き止まなかった子猫のミコ。
やっと鳴き止んでほっとしていた6日目、ミコがうるうる涙目になっていました。
「母猫さんや兄弟や保護猫さんたちと急に離れて、一匹で寂しいのかな」と思っていた私。
無知でした。
ミコは涙目から、だんだんまぶたが腫れてきて目ヤニも出始めました。
調べたところ、猫は悲しいなどの感情で涙を流すことはなく、猫が涙目になっていたら病気の可能性があるとのこと。
大変だ!
ミコの目の腫れを旦那さんに相談したところ、「腫れているのは片目だけだし、遊んでいる最中に傷つけちゃったんじゃないか。もうちょっと様子をみよう」といいます。
心配で気が気でなかった私ですが、旦那さんは猫に慣れているので従うことにしました。
翌日、旦那さんが仕事へ行った後、ミコの両目まぶたがみるみる腫れてきて、目ヤニで目が開かなくなってきました。
ピンチ!!
子猫ミコが涙目になってから両目が腫れるまで1~2日、あっという間の出来事でした。
ミコの目の様子を知った旦那さんは次の日有休をとり、私たちはミコを動物病院へ連れて行くことにしました。
猫の涙目・目が腫れる原因
猫が涙目になる、目が腫れる原因には、病気(感染症、結膜炎、角膜炎など)、アレルギー反応、外傷などがあります。
自分でどの病気か判断するのは難しいですし、悪化すると失明の恐れもあります。
子猫はまだ免疫力が弱いので、自然治癒するか様子をみるよりも、早いうちに動物病院へ連れて行きましょう。
早めに対処することで重症化を防ぐことができます。
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病院での診断は猫風邪
動物病院でミコの目を診察してもらいました。
先生の見立ては、猫風邪の可能性もあるけどくしゃみをしていないし、片目だけなら自分で傷つけたのではないかということでした。
なんと!旦那さんと同じ意見ではないですか。
ちょっと待ったぁ~!
子猫のミコと昼間も一緒に過ごしている私は、旦那さんや病院の先生と違い、ミコが涙目から両目まぶたが腫れて悪化していく様子をみていたので、傷ではないと思っていました。
心配だったので、「最初は片目だったのが、両目とも目ヤニが出始めて少し腫れてきたんです」と先生に状況を説明しました。
診察時にはミコの目の腫れは少し治まっていて、先生も判断しにくかったかも。
最終的に猫風邪という診断になり、先生はミコに目薬を点し、目薬と抗生物質の飲み薬が処方されました。
飼い主さんがみていた状況を動物病院の先生に話すことも大切ですね。
猫風邪の病院代
今回ミコの診察にかかった治療費は、診察、目薬、飲み薬合わせて5,300円程度。
猫さんの症状、診察内容、治療内容、動物病院によって治療費は変わります。
あくまでもご参考程度に。
猫風邪の治療
動物病院で処方してもらった目薬と飲み薬のおかげで、ミコの目は1~2週間かけて徐々によくなりました。
飲み薬は、ウェットフードに混ぜることで嫌がらずに飲んで(食べて?)くれました。
苦労したのは目薬の点眼。
しばらくは一日に数回ささないといけませんでした。
動物病院の先生から、猫の顎を少し上げるように固定し、目薬の先端が猫から見えないように、正面ではなく横から(目じりのほうから)点すとよいとアドバイスを受けました。
目薬を点すコツもネットで調べ、先生から教わったとおり実践してみましたが、これが難しい。
幸いにもミコはお膝が大好きになっていたので、お膝にのっている時に目薬を点しました。
我が家で最初に目薬を点したのは旦那さん。
「ミコが嫌がってる。ごめん!ごめん!」といいながら点しました。
平日の日中は私が目薬担当。
ミコはかなり嫌がりましたが、治らないほうがかわいそうだと思い目薬を点しました。
毎回、爪を立てて猛抗議されましたが、真冬だったのでかなり厚手のズボンをはいていて無事でした。
猫に目薬を点す時は、飼い主さんは引っ掻かれても大丈夫なようガードしたほうがいいです。
猫風邪の注意事項
動物病院の先生に教わった注意事項は、以下のようなものでした。
- 猫風邪の猫を触ったりお世話した後に他の猫を触ってはだめ。必ず手を洗ってから他の猫に触ること。
- 多頭飼育している場合は、猫風邪になった子をケージなどに入れて隔離すること。
猫風邪は感染症です。
我が家はミコ一匹なので他の猫にうつる心配はありませんが、多頭飼いの方は他の猫さんにうつらないよう気をつけてあげましょう。
猫風邪に感染すると、今後も免疫力が低下した時に目が腫れるなどの症状が出ることがあります。
定期的にワクチン接種することで、猫風邪の重症化が防げます。
まとめ
子猫のミコを迎えてこんなにすぐ動物病院のお世話になるとは思いませんでした。
ミコは新しい環境に緊張し、精一杯鳴き続けて大変だったのでしょう。
緊張で張り詰めている時は大丈夫でも、ほっとした途端に風邪をひくことって人間でもありますね。
子猫ちゃんは繊細です。
動物病院へ行くか迷ったら、連れて行ったほうが安心です。
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