カール・ラガーフェルドの遺産を相続?モデル猫シュペットとは

カール・ラガーフェルドの遺産を相続?モデル猫シュペットとは

2019年2月19日に亡くなられたカール・ラガーフェルドさんの愛猫シュペットちゃんが、1億7600万ユーロ(約220億円)以上ある遺産の一部を相続する可能性があるというニュースを目にしました。

シャネルやフェンディのデザイナーとして知られるカール・ラガーフェルドさんは、愛猫シュペットちゃんを溺愛していたようです。

シュペットちゃんはどんな猫なのでしょうか?

モデル猫シュペットちゃんについて調べました!シュペットちゃんのその後についてもお話します

カール・ラガーフェルドが愛した猫シュペット

カール・ラガーフェルドさんが愛した猫シュペット(Choupette)ちゃんは、フランス生まれの女の子。誕生日は2011年8月です。

誕生日のメッセージを2018年8月15日にインスタグラムにアップしていたので8月15日生まれかな?

 

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シュペットちゃんの猫種はバーマンです

猫種バーマンとは?

バーマンの背中にはゴールデンミストと呼ばれる金色がかった淡いクリーム色の毛が生えており、脚、尻尾、顔、耳には深いこげ茶色や淡いグレー等を基調とする毛が生えているポイントカラーの猫である。体型は胴体が長くガッチリ型で、胴体とバランスのとれた四肢と尾、特徴的な頭部にはローマ人のような鼻と青く真ん丸な目を持っている。

(出典:Wikipedia

シュペットちゃんも、金色がかった淡いクリーム色の毛、青くまん丸な目をしていますね。

バーマンの性格は温和でもの静か。人見知りしやすいけれど甘えん坊だそうです。

実はシュペットちゃん、最初の飼い主はカール・ラガーフェルドさんではありませんでした。

元々は、カール・ラガーフェルドさんの知人のフランス人イケメンモデル、バティスト・ジャビコーニ(Baptiste Giabiconi)さんが飼っていた猫なんです。

シュペットちゃんと元の飼い主バティスト・ジャビコーニさん2ショット写真。 ↓

 

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バティスト・ジャビコーニさんの旅行中にペットシッターを頼まれたカール・ラガーフェルドさんは、シュペットちゃんに惚れ込み、2011年にそのまま譲り受けたそうですよ。

シュペット(Choupette)にはフランス語で「可愛い子」という意味があります。

猫シュペットは遺産相続できる?

カール・ラガーフェルドさんの死はシュペットちゃんにも悲しい出来事でした。

カール・ラガーフェルドさんは生前、自身の遺産を愛猫に相続させたいと本気で語っており、遺言状にもシュペットちゃんの名前を載せていると示唆していたそうです。

猫のシュペットちゃんは、カール・ラガーフェルドさんの遺産を相続できるのでしょうか?

カール・ラガーフェルドさんはドイツ出身。

ドイツの法律では、財団などを通してシュペットちゃんが「法定相続人」として指名されていれば、猫でも遺産を受け取ることが可能だそうですよ

ただカール・ラガーフェルドさんが亡くなった後、シュペットちゃんはイルドフランスの新しい家に住み始めました。

フランスの法律では遺産相続は許可されておらず、公証書でシュペットちゃんを管理する新しい所有者を任命することは可能なんだそうです。

実際にどのような法的措置がとられたのかは秘密で、今はカール・ラガーフェルドさんの元家政婦フランソワーズ・ケソートさんがシュペットちゃんの面倒を見ています。

シュペットはモデル猫

実はシュペットちゃん、モデル猫として自分でも稼いできました。

 

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シュペットちゃんはファッション業界では有名なモデル猫で、ドイツの自動車メーカーの広告に起用されたり、2015年にはシュウウエムラとコラボレーションもしています。

モデル猫として1年間で推定300万ユーロ(約3億8000万円)を稼いだこともあるそうです。

だからカール・ラガーフェルドさんの遺産の一部を相続してもおかしくないですね!

カール・ラガーフェルドさんに大切にされていただけではなく、モデルとしてもすごい猫さん。

シュペットちゃんの美しくかわいい姿をしばしご堪能下さい。

かわいくて美しい猫さんです。

シュペット公式HP・インスタ・ツイッター

シュペットちゃんは、公式ホームページ「Choupette’s DIARY」を持ち、インスタグラム(@choupettesdiary)(@choupetteofficiel)ツイッター(@ChoupettesDiary)のアカウントも持っています。

シュペットちゃんのソーシャルメディアは、アシュリー・チューディン(Ashley Tschudin)さんという人が、2012年に始めたそうです。

シュペットちゃんの今後の活躍は、公式アカウントをチェックしているとわかりそうですね。

シュペットぬいぐるみ

シュペットちゃん、なんとぬいぐるみにもなっていました!

 

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ぬいぐるみは世界的に有名なテディベアブランド「シュタイフ社」とのコラボレーションで、2017年に全世界で2,000体が限定販売されました。

シュペットちゃんのぬいぐるみは、ツヤツヤの白い毛並み、宝石のようなブルーの瞳など細部まで丁寧に作られ、玩具のネズミとキャリーケース付きなんだそうです。

発売当時の価格は日本円で89,000円(税込)。お値段もさすがっ!!

本物のぬいぐるみには正規品であることを証明するタグが耳の部分に付けられているそうですよ。

シュペット本

2014年9月には、シュペットちゃんを題材にした本「Choupette: The Private Life of a High-Flying Fashion Cat (訳/シュペット:ファッション・キャットのイケイケな私生活)」も、発売されました。

 

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シュペットちゃんのセレブな私生活、専属のメイドが2人いて、自分専用のiPadを持ち、プライベートジェットで移動をし、高級食器でご飯を食べる…。

そんな日常が垣間見れる内容です。

まとめ

カール・ラガーフェルドさんが愛したモデル猫シュペットちゃん。

動物の病気や虐待問題に関するチャリティ活動にも取り組み始めたそうです。

セレブ猫としての発信力に今後も期待しつつ、引き続き大切にされ続けてほしいですね。